
新刊;LINK
『色のユニバーサルデザイン』
日本色彩研究所
著/全国服飾教育者連合会 監修(グラフィック社 2,415円)
「誰もが見分けやすく美しい色の選び方」という副題が付く本書は、印刷物やウェブはもちろんのこと、商品パッケージやプロダクト、公共のピクトグラムやサインに携わる人にも必見の実用書だ。
85年の歴史を持つ日本色彩研究所が執筆し、色彩検定を主催する全国服飾教育者連合会(A・F・T)が監修する。
驚くのは、「男性20人にひとりの割合で、全国に350万人いると言われる色弱者、3,000万人の高齢者」が実際にはどのように見えているか、というシミュレーションの数々。スミベタに金赤の文字が、赤っぽいグレーの抜き文字に見えたり、黄色地に白い矢印のサインが判別しにくかったり。
色弱者をT型、P型、D型と分類し、その見え方の特徴を記すなど、一般色覚者では想像しにくい色の見え方が解説されている。誰でも歳を取れば見えにくくなるもの。伝えたい情報を確実に知ってもらうためには、色の選択に考慮するとともに、明度や形などを駆使することを提案する。
B5判、112ページ。以下、目次より。
<序>1章 カラーユニバーサルデザインの考え方
<色の基礎>2章 色が見えるしくみ ・ 3章 色の基礎知識
<色のユニバーサルデザイン>4章 色弱者の見え方・5章 高齢者の見え方 6章 ユニバーサルデザイン
<実践>7章 色弱者が見づらい例と改善例・ 8章 カラーユニバーサルデザインのチェック方法
——————————————————————————
これは今まで勉強していることの集大成のような本。AFTが出版しているというところが興味深い。
物体・目・光 があり、見えている。
目には、錐体・肝体と明るい・暗いところ、其々で使う視細胞が変わる。 上に記載はないが、鳥目もこの一つだろう。又、光は標準イルミナント・色温度。そして、そのもの物体の材質・色料等・・・。福祉からは、ノーマライゼーションの概念。バリアフリーの限界とユニバーサルデザインへの概念への移行の過程なども、必要だろうと思う。
更に、これらに伴った、色彩計画が当然求められる。
買わなきゃだ。
出所;AXIS:jiku 新刊案内